部屋の中に小物が多すぎて部屋の中が常に荒れています。もう全く五感が満たされていません。
IKEAのKALLAXというオープンシェルフを購入して早3年近く経ちますが、棚だけでは収納が追い付かないことに気づきました。
KALLAXは用途に応じて棚の中に引き出しを後付けできるパーツも販売されています。
小物整理のため引き出しパーツを購入しようかと思っていましたが、1つあたり2500円と割といい値段。
そしてネジで固定をするため、そのパーツを外したとき棚に穴が開いてしまうデメリットがあり購入を断念しました。
そんな中たまたま目についたALEX引き出しユニット。
奥行のある5段のサイズもありましたが、どうせならと9段の背の高い方をオンラインで購入してみました。
何を入れるかは決めていなかったため外寸だけ分かればよかったのですが、よく見ると商品ページには引き出しの内寸など詳しいサイズが一切ありません。
無印良品や100均のしきりなどで小物を整理したい人からすると、内寸が分からないと致命的な気がしたので内寸を測ってみることにしました。
1~2mmほどは小さめに見て測っています。多少の誤差はあると思ってください。
引き出しの大きさは2種類 収納するものによって使い分け可能
浅い引き出しと深い引き出しがあります。
取っ手はついておらず、前面の窪みに手をかけて引き出します。
密閉されないのでホコリが入りやすそうではあります。定期的に掃除しないとホコリが降り積もりそうですね。
浅い引き出しは5段、深い引き出しは4段あります。
YouTubeやピンタレストなどを見てみると、海外では引き出しすべてを使って化粧品を収納している方が多いようです。
浅い方はマニキュアやアイシャドウなども入れやすそうですね。
ALEX収納ユニットの引き出しの内寸を測ってみる
今回私が購入したのはALEXの9段のユニットです。
5段のユニットもありますが、そちらは奥行きが異なります。
もしかしたら引き出しの高さ自体も違う可能性があるのでご注意ください。
浅い引き出し
横幅:約42.1cm
奥行:約29.3cm
引き出し前面の高さ
最大部分:約8.6cm
最小部分:約6.7cm
引き出し側面の高さ:約5.5cm
深い引き出し
横幅:約42.1cm
奥行:約29.3cm
浅・深どちらも横幅と奥行は変わりません。
引き出し前面の高さ
最大部分:約13.2cm
最小部分:約11cm
引き出し側面の高さ:約11.5cm
どちらの引き出しも内側に脱落防止のネジが飛び出しています。
ネジを付ける前に撮影したので上記の写真からは分かりませんが、引き出しの前よりの位置につきます。
こいつが少し厄介で、内側に約1.5~2.0mmほど飛び出します。
仕切りに使うケースがどうしてもここに干渉することになるので、余裕をみて仕切りを探した方がいいと思います。
引き出しをすべて引き出すことはできるのか?
スライドレールが付いていますが、残念ながらこの引き出しは最後まで引き出せません。
正直、内寸よりもこちらが一番気になっていました。
全部引き出せないとなると奥に隠れる部分が発生します。
それによって手前と奥の収納のバランスを考えたり、仕切りを探さないといけないのでそちらも測ってみました。
浅い引き出しも深い引き出しもどちらも約30.0cm分しか手前に引き出せません。
奥に隠れる部分の約11.0cm程は、物が取り出しにくい位置になります。
この引き出しは前面より側面の高さが低くなっています。
しきりに使うケースのサイズは全面の高さに合わせて選ぶと、多少収納の幅が広がると思います。
ただ、見えている部分を高さいっぱいで埋めてしまうと、奥に隠れる部分の物が取り出せなくなるかもしれません。
書類の収納に向いているか?A4の紙を入れてみた
引き出し収納は紙よりも立体物を入れることに特化していると思います。
中には書類の収納に使いたい方もいると思うので、A4の紙を奥と手前に横向きに並べてみました。
2枚の間に約1.0cmほどの隙間が空き、2列並べられそうです。
ただ、引き出しの横幅がA4の用紙の幅よりやや短く、用紙の端が少し浮きあがります。
枚数を重ねて入れたり、クリアファイルごと保管は無理そうです。
また、引き出しの底板はそこまで厚くはないので、コピー用紙の束などを入れると重さで底板がたわんでいくと思います。
やっぱり紙の収納にはそんなに向いていなさそうです。
ちなみにIKEAの家具の説明書はピッタリ入ります。
IKEAってそういうところありますよね。
収納力のありそうな深い引き出しにはどんなものが入れられる?
深めの引き出しをゲームソフトやCD、DVDの収納に使えそうだなと思って購入した節もあります。
実際どんなサイズ感なのか調べてみました。
switchソフト、switch本体
ソフトは深い引き出しに問題なく入ります。
浅い引き出しには、はみ出してしまうので入りません。
据え置き型のswitch本体も入れられます。
Liteは据え置き型より小さいのでそちらも問題なく入ると思います。
ブルーレイ
一般的なBDのケースです。
一見ギリギリ収まりそうに見えますが、背が上部に引っ掛かって閉まりません。
CD
一般的なCDのケース(縦:約12.4cm、横:約14.1cm)は問題なく収まります。
最近は紙パケのCDや限定版の規格外サイズのCDも多いので、米津さんのCDを2枚用意してみました。
「Lemon」の映像盤と「STRAY SHEEP」のアートブック盤です。
Lemonは、縦:約12.5cm、横:約14.1cm
STRAY SHEEPは、縦:約14.0cm、横:約14.0cm
サイズは上記の通りです。
Lemonは一般的なCDとサイズはほぼ変わりません。
この2枚を寝かせた状態で入れてみました。
横幅は問題なく入ります。
これを立てて入れるとこうなります。
STRAY SHEEPの方がつっかえています。これは寝かせて入れるしかなさそうですね。
この引き出しには1つだけ注意点があります。
ALEXは引き出し前面の窪みに手を掛けて開けるタイプの引き出しです。
つまり、手前の高さ上限まで物を詰め込むと、取っ手に手を掛けづらくなってしまいます。
余裕を持たせて収納するのがおすすめです。
整理整頓が楽しくなる引き出しユニット
とにかく小物や仕分けしたいものが多いという方におおすすめなALEX。
私はまだ1段だけしか整理できていないですが、持ち物をジャンル分けしてどこに入れよう・どう入れたら使いやすいかなど考えるのはとても楽しいです。
何より、レール付きの引き出しをサッと開けて使いたいものをすぐ取り出せるから、もうこれで部屋は荒れないのではと思わせてくれる魅力があります。
価格は19900円と割と高いのがネックだけど、こんなに収納に役立つならもう1台あってもいいかなって気分です。
引き出しがズラーっと並ぶオフィスのような部屋、嫌いじゃないです。
IKEAの家具をネットで購入する場合、詳しいサイズが分からないことがよくあります。お店に行けば自分で測ったりできるのですが。
自分の用途にサイズが合うか分からないと購入を躊躇いますよね。
今回の記事がこの収納ユニットに興味を持った方のお役に立てればと思います。