最近一番のダメな衝動買いがこのワイングラス。
ワインどころかお酒も飲まないくせに推し色という理由でつい買ってしまいました。
インテリアとしてワイングラスを雰囲気良く飾れるアイデアをPinterestで探していると、IKEAのVITTSJÖ(ヴィットショー)が気になりました。
ブラックのアイアンフレームにガラス板という日本ではあまり見かけないデザインの棚にグラスだけ飾るとすごくかわいくておしゃれ。
最初はVITTSJÖを買うつもりでしたが、自分は棚にホコリをためがちで掃除ができない人間なので思いとどまる。
似た雰囲気の棚でRUDSTA(ルードスタ)というガラスのショーケースがあって、発売時からいつか欲しい思っていたのと、扉がついていて掃除の手間が大幅に減らせそうだったのでRUDSTAを購入してみました。
購入したのはチャコール(黒)です。
工具は不要。付属のL型レンチで組み立てます。深夜でも騒音の心配なし
数年に一度、定期的にIKEAの家具を買っては組み立てていますが、組み立て時の電動ドライバーの音がうるさくて気になっていました。
早朝や夕方以降は避けて昼間に組み立てているものの、壁の薄い賃貸ではさすがに申し訳ない気持ち。
RUDSTAの組み立てに電動ドライバーは不要です。
付属のL型レンチを使って地道にネジを締めていくので、深夜に静かにこっそり組み立ても可能です。
貼って剥がせる壁紙で背板をリメイク Francfrancの壁紙も使えそう
VITTSJÖではなくRUDSTAを購入した理由はホコリ問題だけでなく、背板をDIYできそうだったからです。
私の部屋の家具の色は基本的に白で、締め色にブラックを使っています。
RUDSTAは黒の面積が大きく主張が強そうだったので、背面は白系のリメイクシートを貼ってアレンジしようと思っていました。
壁紙を貼れそうな背面のサイズは、幅:約38.1cm、高さ:約101.6cm。(多少の誤差があります)
始めはFrancfrancのリムーバブル ウォールペーパーが使えそうで色々探していました。リムーバブル ウォールペーパーは、ほとんどが幅45cmなので継ぎはぎなしで貼れそうです。
でも部屋に馴染みそうなデザインがなくて、楽天の壁紙屋本舗さんで見つけたのりなし壁紙を使用することにしました。
「キッズの壁紙セレクション」って書かれていますが、普通に大人が使用しても問題ないシンプルでボタニカルなデザインだと思います。
部屋の壁紙と浮かない真っ白な色も気に入ったポイント。
白って意外とバリエーション豊富ですが、この壁紙は黄色味のない綺麗な白色です。
飽きたら貼り剥がしができるようにマスキングテープを貼って、その上に両面テープで壁紙を貼りました。
貼り方が甘かったようで、寝かせた状態では目立たなかったのですが立てるとシワがよってしまったことが残念。
壁紙は中央から外側に向かって貼っていくのが良いと思います。(端から貼ってしまいました)
もしくは棚全面にちゃんと両面テープを貼るとよかったかも。
ちょっとチャイナでオリエンタルな雰囲気が出た気がしますが、それはそれで気に入っています。
なんかグラグラする…不安になる作り
側面のガラスフレームはネジなどで固定しているわけではなく、この小さなパーツを置いて、その穴にフレーム側のダボを差し込むような造りです。
このパーツにどうしてもダボがピッタリとハマらず、がたつく側面フレームがありました。
あきらめて組み立てていき、ガラス板を乗せるためのプラスチックのパーツを四隅に入れるとガタつかなくなりました。
パーツや側面フレームの上下を入れ替えで調整できない部分があれば、一旦そのまま進めても大丈夫かもしれないです。
パーツが見つからない、ネジが足りなくなったあなたへ
組み立ての途中で、扉の下側を支える鍵のようなパーツが見当たらず困りました。
このパーツはネジなどが入っている袋にくっついている赤い袋に入っていました。
傷防止で別の袋に分かれているのかも。
そして、一番上の天板を乗せたあとネジを閉めようと探すと、ネジが2本も足りないというハプニングも。
最後の最後でネジ不足はダルすぎて絶望。
よく説明書を見てみると、背面の板をつけた後のネジ締めは中段と下段の上段以外の4か所のみです。
一番上の天板を乗せた後に上段の2か所をネジ締めをするようです。
私は背面の板をつけた後に勢いで6か所全てのネジを締めてしまっていました。
うっかりしなければネジの数はピッタリなはず。
そもそも組み立て前に付属品が説明書に書かれている数と合っているか確認すべきでした。
組み立てて気づく、隙間にホコリが入りやすそうな造り
オンラインで注文したので気づきませんでしたが、RUDSTAは実は密閉された造りではなかったようです。
組み立ての精度にもよるかもしれませんが、側面フレームと前面フレーム自体もピッタリと綺麗にハマるわけではなくわずかに隙間ができました。
側面フレームの上下は約3mm、扉の周りには最大で約3~5mmの隙間がありました。
その隙間にホコリが入ります。黒いから余計に目立つ。
食器棚として使う場合はちょっと気になるかもしれません。
使用していると天板にも気づかぬうちにホコリが積もっていましたが、身長的に見えなくて気にならないという個人的なメリットはありました。
そんな隙間を活用してチェーンライトのガーランドをつけてみました。
バーみたいで結構雰囲気が良くなった気がします。
側面のガラスと中のガラス板との隙間は約1cm。こういった細いタイプのガーランドライトなら通せそうです。
このライトも昔IKEAで購入しました。
フレーム上部の隙間に結束バンドを差し込んでチェーンライトを固定しています。結束バンドが黒ならもっと目立たないはず。
組み立て時の注意と地震の転倒対策
段ボールを開けると、上からアイアンフレーム→ガラス→アイアンフレームと入っているので、組み立てるときにガラス板を移動させる必要があります。
踏んでしまったり割らないように気をつけてくださいね。こんなサイズのガラスが割れたら絶対大怪我してしまうので…。
二人での組み立てが推奨される中一人で組み立てましたが、こんなに緊張した組み立ては初めてでした。
説明書に書いてある通り、本当は地震対策で壁に固定しないといけないと思います。
私は割れることを覚悟で、固定用の穴は壁紙とマスキングテープで塞ぎました。
(壁紙の下地のマステがむき出しになってしまうので。)
そもそも賃貸なので壁にネジで固定も難しいです。
壁に固定したとしても地震の揺れで扉が開く可能性があってそれもまた心配。
扉のデザインなのか鍵を掛けられそうな微妙な隙間があります。
開け閉めが面倒ですが、S字フックを引っ掛けたら開かないように対策はできそうです。
扉がしまる音がちょっとうるさい
RUDSTAで気になるところは扉を閉めるときの音。
扉を閉めたときにアイアン特有のばいーんという跳ねる感じの音がします。
扉の上は本体フレームに、下は本体下部の鍵のようなパーツにマグネットでくっついて閉まるようになっています。
扉側のこの2つのマグネットでビタっとくっついて閉まる仕様。これがうるさいんですよね。
マグネットがそこそこ強力であるということではありますが、なんか響くなぁと気になってしまいます。
音に関しては今後工夫して改善してみようかと思います。
あとは、何故か扉が自動的に閉まろうとするので開けっぱなしにはできません。
扉の作りのせいか、家が欠陥住宅かは未検証。
IKEAの店舗で見れる場合はこのあたりは実際に見てみた方がいいかもしれません。
個体差とかもあるかも。
買って良かったRUDSTA
購入前は隙間や音の問題に気付かなかったので、IEKAの家具はやっぱり店舗で直接見てから買ったほうがいいなぁと思いました。
でも実際に見てちょっと嫌なところが分かっていても多分購入しただろうなと思うくらいには、コスパのいいオシャレな家具で気に入っています。
壁紙で気軽に雰囲気を変えられるのもDIY好きには面白いところ。
磁石がくっつくのでポストカードを飾ったり、背面にカフェカーテンをつけたりと飽きがこなさそうです。
ただこのショーケース、引っ越すときどうやって持っていくんだろうなぁ。