MARK’Sのスケジュール帳をカスタマイズ

最近いきなり暑くなってきましたね。
4月はまだ肌寒い日も多くて寝るときは毛布を使っていたのですがもう必要なさそうです。

さて5月になりましたが、みなさん「手帳」活用していますか?
私に関しては例年1月だけ記入率が高く、5月にもなると白紙ということがほとんどです。
理由は分かっています。大した予定がない、そして手帳を開くのが面倒くさい。
ウィークリーなんて開かないから必要ないのにどうして同じ過ちを毎年繰り返していたんでしょう。
「今年はマンスリーのみ」で「開かなくていい」とても使いやすい手帳を購入しました。
手帳を開くモチベーションを上げるために自分なりにカスタマイズしてみたのでそちらもご紹介します。

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卓上カレンダーにもなる多機能なスケジュール帳

今年購入した手帳はこちら。

マークスノートブックカレンダー2020

マークス ノートブックカレンダー 1月始まり
A5サイズでマンスリーカレンダー+ノートページがついています。

マークスノートブックカレンダー自立

このスケジュール帳の良いところは卓上カレンダーとして使えるというところです。
持ち運ぶときは中身が開いてページが折れるのを防ぎ、普段はこうして机の上に置きっぱなしにできます。

マークスノートブックカレンダー支え部分

中にマグネットが入っていてフラップの部分をこのように曲げて自立させます。
弱そうに見えますが、しっかりと自立してくれるのでパタンと倒れることもありません。

マークスノートブックカレンダークリアポケット

この手帳の気に入ったところは後ろのページについているクリアポケットです。
(※この路線図は付属していません。)

マークスノートブックカレンダーポケット5枚

5ページもあるので、ふせんやシール、推しの写真、ライブのチケットなどなど収納することができます。
たまに昔の手帳を見返したりすることがあるのですが、こういったポケットに入っていたものからこの年は〇〇の映画に行ったんだな~と思い出せて、ちょっとしたアルバム代わりにもなります。
コラージュしたりシールなどを使いたいという人には収納として便利だと思います。

todoリスト

カレンダーページの反対側にはtodoリストのページもあります。
お仕事の締め切りを記入したり欲しいものリストとして使ったりもできます。

ちょっとだけもの足りないデザイン…

2017年のノートブックカレンダー

こういったシンプルながらも機能的な手帳なので、実は2017年にも使っていました。
色も黒色は毎年ラインナップされています。
カラバリが3種(4月始まりは4種に増えていました。)です。
今年も黒にしようと思ったのですが、ちょっとかわいくローズクォーツなピンクにしてみました。
ただ、字体など全体的にカッチリしていて「かわいさ」に欠けるんですよね。
逆に言うと男性でも使いやすいデザイン。

手帳開いたところ

字体やフォーマットは変えられませんが、この内側の黒色の部分をオリジナル仕様の手帳になるようカスタマイズしていこうと思います。
製本用語でいうとこの部分は「見返し」と言うそうです。
自分で好きな紙をはじめから貼れれば最高なのですが、既製品なのでここに紙を1枚貼ってかわいい内側にしていきます。

使用する紙を選ぶ

裏表ラッピングペーパー

こちらは今回使用するラッピングペーパーです。ネット見かけて一目ぼれして購入しました。
写真ほどリアルではないですが額縁に入れたりすると良いインテリアになりそうな花柄と水彩で描いたような羽柄です。

裏表どちらにも柄が入った包装紙

なんとこのラッピングペーパー、リバーシブルです。
かわいくないですか?両面ともとても気に入った柄だったのですが、それが両面…。
すぐに購入を決めました。

去年の手帳

今年の手帳のピンクに合わせて花柄を使おうと思いましたが、去年の手帳にも使っていたので羽柄を使うことにしました。
フェザーの方が海外のオシャレな手帳みたいになりそうですね。

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手帳カスタマイズ開始

DIYスタート

紙ものDIYをする場合はカッティングマットとカッターと定規、それからシャーペンを使っています。
ハサミはまっすぐ切りづらいので私は使用しません。
ちなみにカッターで切るときは金属製の定規を使うのがおすすめです。
プラスチックはカッターの刃が当たって削れてしまうことがあるためです。プラスチック定規は長さを測ってアタリをつける用として使い分けています。

柄の向きを確認

紙をサイズに合わせて切っていきます。
この手帳は折り曲がる部分があるのでその「ミゾ」に入る紙の長さ分多少長めに残しておきます。
長ければあとで切ればいいのです。

上の画像↑と下の画像↓は柄の見え方を比べています。
内側に隠れてしまう部分ではありますが自分なりのこだわりです。
下の画像は下半分の羽の色味が強くてうるさい気がしたので、上の画像の柄に合わせて切りました。

柄の向きを確認2

手帳の表側の柄のレイアウトも決めて切ります。こちら側は「ミゾ」がないのでサイズ通りに切りました。

もう一面も柄の向きを決める

ちなみにこの手帳はこの定規の指している部分にマグネットが入っています。(四角く出っ張っているところです)
厚みのある紙を選んでしまうとマグネットの力が弱まってしまうので注意です。
一般的なコピー用紙の厚みくらいなら大丈夫だと思います。
このラッピングペーパーの方がコピー用紙より厚みがありました。

磁石が入っています

紙の接着に使う「のり」の選び方

膠液

今回紙を貼るためにつかうのりは「膠液(にかわえき)」です。
本来は日本画の絵の具に混ぜて使うものです。
動物から採れるコラーゲンが主な成分です。
日本画以外だと紙箱を作る際、紙を貼り付ける接着剤としても使われます。
匂いがなく剥がれにくい強度があるためこういった使われ方もあります。
水のりだと紙にシワが残るので今回は膠液を使用します。

膠液のテクスチャ

テクスチャーはぷるぷるのゼラチンという感じです。
温度が低いと固まって温めると液体状になります。
完璧な液体よりやや固体混じりの方が私は使いやすいのでこのまま使います。

膠液で貼り合わせていく

ハケで塗っていきます。ちなみに筆も器も100均で揃えました。
薄塗だとすぐ乾いてしまうのでわりとたっぷり目に塗ります。
結構ビショビショに塗ってもシワにならないのであまり気にしなくて大丈夫です。

隙間もしっかりと接着させる

この手帳のミゾの部分にもきれいに紙を貼りたいので手帳側にも直接塗ります。

へらで折り目をつける

スムーサー(ヘラ)でミゾに折り目をつけて接着させていきます。
このヘラはリメイクシートをネットでを購入したときにお店から頂いたものです。リメイクシートの空気を抜きやすくするために使います。
シリコン製のフライ返しでも代用できそうです。

綺麗に貼れました

折り目まできれいに貼れました。

カスタマイズ手帳の完成

おしゃれになりました

できあがりました!
一気にあか抜けた雰囲気になりました。
開いたときに好みの色や柄だとテンションが上がりますね。

MARK'S手帳カスタマイズ

実際に見えるのはこの部分だけですが十分魅力を感じられます。
手帳のピンク色とマッチしてレトロな雰囲気があります。

透けて見える柄

透け感もかわいいくなってこういったデザインで商品化してほしいくらいです。
ノートブックカレンダーもバリエーションがもっとあると選び甲斐がありそうですね。

少し浮いてしまいました

折り曲がる部分の接着が上手くいっていなくて少し浮いてしまいました。
こうして内側に折るときは浮いてしまうのですが、だいたい外側に折ってスタンドとして使うので特に支障はなさそうです。

多少厚みがでます

板が多少外向きに反ってしまいました。こちらも特に問題はいので気になりません。

後ろ姿も最高にかわいい

後ろから見るとこんな感じです。おしゃれ!
でも普段後ろから見ることはないですね。こういうのは自己満足でいいんです。

手帳探しは見た目がよくても中身が…その逆もしかりということが多いですが、自分でカスタマイズするとそういったデメリットも克服できるし何より愛着がわいてきます。
1月始まりの手帳がしっくりこなかった方は4月始まりに乗り換える時期かと思います。
自分好みになるようにカスタマイズして、使っていて楽しくなる手帳をぜひ作ってみてください。

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