最近スーパーでかわいい色のパッケージのティッシュが目に入りました。
フランフランのSSコレクションにありそうなちょっとオリエンタルな感じの花柄です。
私が購入したときはちょうど安くなっていた日で、10個パックで440円くらいでした。
通常は490円くらいで売られていました。
普段は5個入りの箱ティッシュを220円前後で買うので、買いに行く周期がやや伸びそうです。
さらに10個パックでもコンパクトなので幅を取らずストックとして邪魔にならないと思ったので試しに購入してみました。
どのくらいコンパクト?箱ティッシュと大きさを比較
私が購入したこの「エリエールi:na」は1つが300枚(150組)です。
普通の薄型のボックスティッシュは320枚(160組)なので入り数はやや少なめです。
厚みは紙箱と20枚分の差なのでそこまで大幅に変わりません。
ですが並べてみると横幅がかなり違います。
ボックスティッシュの寸法は「縦198mm×横216mm」です。
対して、ソフトパックティッシュは「縦197mm×横178mm」です。
縦幅は1mmしか変わりませんが、横幅がおよそ3cm短いです。
こんな感じのサイズ差です。
縦幅で合わせてみるとそんなに変わらないようにも見えます。
紙箱に入っていないことがコンパクトなのではなく、ティッシュ1枚の横幅が短いのでよりコンパクトに感じられるというわけですね。
ティッシュの寸法なんて気にしたことなかったので、初めて箱の底面をまじまじと読みました。
使える面積が小さくなっているようで損した気分にも一瞬なりましたが、そもそもティッシュを使うときって全部の面を使いきれてと思うんですよね。
私の場合、丸めたときまだ綺麗な部分が魚の尾びれみたいにピロっと残ります。
それを考えると面積が小さいことは大して問題ではないのかもしれません。
一番コンパクトなのはゴミ
このティッシュのいいところってなんだろうと考えたとき浮かんだのが、使い終わったときに出るゴミが少ないということでした。
レジ袋やストローがプラスチックから紙へと移行する世の中であえてプラスチックゴミを出すのはいかがなものかと思いましたが、外袋に「環境にも、やさしく」と書かれています。
「植物由来の原料配合のフィルムを使用」しているので環境にやさしいようです。
どんなフィルムなのか調べてみると、原料のプラスチックに植物由来のプラスチックが配合されている素材のことでした。
このまま捨てても土に還るとかそういう話ではなく、例えば包装1枚をを作るのに使える材料のプラスチックが100だとすると、植物由来のプラスチックを混ぜるのでプラスチックを50しか使わないということです。
要するに包装1枚作るのに使う石油資源が減らせますよということですね。
ただしこの例でいくと包装2枚作ると環境負荷は変わらないので、本当に環境にやさしいのかというとやや疑問は残ります。
箱ティッシュと違って紙とビニール部分を剥がしたりしなくていいので、その点は分別の手間が減らせていいと思います。
一番気に入ったのはゴミが最高にコンパクトな点です。
箱ティッシュは潰しても結構大きくてかさ張ります。
しかもこんなに畳んでもふんわり広がってきて、捨てるとすぐにゴミ箱がパンパンになります。
ゴミ袋に入れても角で袋を破ったり、他のゴミが入れづらくなったりして絶妙に邪魔なゴミでした。
それが箱なしティッシュだとこんなにコンパクトに捨てることができます。
捨てるときのゴミ袋を減らせると考えるとある意味環境にやさしいかもしれません。
どんな時に使うといいのか
ここまで見てきて、正直ちょっとデメリットの方が大きいかなと感じていました。
通常のティッシュと比べて1枚のサイズも小さく、入り数も少ないです。
その割に1ボックスあたりの単価は高いのでコスパの面ではあまり良いとは思いませんでした。
ただ、ゴミの嵩が減る以外にメリットがあります。
それはリュックやトートバッグなどカバンに入れて持ち運びやすい点です。
ティッシュを使っていくたび体積は減っていくので、箱ティッシュのように常に箱分の隙間は必要ありません。
花粉症の人はカバンに入れて持ち運べますしポケットティッシュよりたくさん使えますね。
小さな子供を連れてお出かけする方もバッグに入れておくと何かと便利だと思います。
箱と違って柔らかいので旅行の時トランクにぎゅっと詰め込みやすいですし、防災セットのリュックの中にも入れやすいサイズ感です。
このティッシュは家で使うときよりも、持ち運んだ時に一番そのコンパクトさを発揮するようです。
私はベッドの上に置く用として地味に使えるなと思っています。
鼻の調子が悪い時近くにティッシュを置いておきたいのですが、ベッドヘッドもなく周りに置いておけそうな場所がありません。
箱ティッシュは枕元に置いておくと寝ているとき箱の角が顔に刺さりそうで、結局ベッド周りにティッシュを設置できていませんでした。
このティッシュは角がないので枕元に置いておくのに丁度いいフォルムをしています。
これからも枕元用に買うのかと言われると微妙ですが、卓上でも邪魔にならないサイズなので安くなっているときになら買いたいなと思います。
最後に、持ち帰るときの取っ手も従来通りパッケージについているということを伝えておきたいです。
持って帰ってきて撮影しているときに気づきました。