Golden Art Nouveau Tarot(ゴールデン アールヌーボー タロット)を購入してタロット占いをするようになって、少しずつ読めるカードも増えてきました。
自分で自分を占うと、どうしても悪い方向で読みがちになるのが最近の悩みです。
「今挑戦しようとしていることは無駄なの?」と新しく始めることや仕事に対して、どうもネガティブな予言のように受け取ってしまいます。
YouTubeで毎月のリーディング動画をよく見るけれど、どの占い師さんのリーディングを見てもだいたいポジティブになれるんですよ。
私のリーディングは自分の性格が反映されすぎて慎重な結果になってしまうので、ポジティブなアドバイスカードとしてオラクルカードを取り入れてみようと思いました。
オラクルカードとは、アドバイスの意味合いの強いお告げのカードです。
タロットのようにカードの番号に意味があらかじめあるというものではありません。
デッキによって中身が異なるので解説書を見てリーディングします。
作者の個性のようなものが見えて、創作ジャンルの占いみたいだなって思っています。
絵柄やモチーフの種類も豊富ですが、人気で有名なものは幻想的なテイストのデッキが多いです。
キレイめなものもかわいいなと思うけど、自分が使うとなるとなんだかちょっと違う感じがして…。
ゴールデンアールヌーボーのタッチが漫画チックなので、並べたときに浮かないものがいいなとは思っていて見つけたのが「The Seed and Sickle Oracle Deck」という植物をモチーフにしたオラクルカードです。
Amazonで購入。気になる輸送時の箱潰れと偽物かどうか
ゴールデンアールヌーボーを買った楽天のサイト(正規品取り扱い店)で買うかAmazonで買うか迷って、若干値段の安かったAmazonで購入しました。
輸送時にカードの箱がつぶれたりしないかと心配していましたが、シュリンクもちゃんとかかっていて綺麗な状態で届きました。
「装丁なし」と書かれたちょっと値段の安いページもあって、正規品かどうかよくわからなかったのですが、とりあえず値段の高い方を買いました。(「装丁なし」と書かれていない方)
多分本物なはずと信じています…。
花の絵柄が美しい 植物系のオラクルカード
花や植物をモチーフにしたオラクルカードもたくさんありますが、The Seed and Sickle Oracle Deckが私は一番ピンときました。
木のモチーフのゴールデンアールヌーボーと花のオラクルカードの雰囲気がとてもマッチしています。
どちらも中央に月があるのも運命的です。
水彩や幻想的で儚い感じというより、線がはっきりしていてアニメの作画っぽさがあります。
花だけでなく、動物もちょこちょこ描かれています。大体の鳥がかわいい。
蛇、ドクロなどちょっとダークなモチーフもでてきますが、デフォルメされていておどろおどろしさはなく、このデッキにスパイスを与える要素として昇華されています。
ゴールデンアールヌーボーと並べてみてもあまり浮かないデザインです。
原作とアニメ、くらいの違いだって勝手に思っています。
このオラクルカードはタロットとの関連は薄いと思いましたが、この「OAK」のカードは、タロットの「塔」のカードみたいだなと個人的に解釈しています。
タロットと関連付けてリーディングするのも楽しそうですね。
こだわりのつまった豪華なパッケージ
厚みのあるマットな質感のボール紙で作られた外箱です。
ゴールデンアールヌーボーと比べると外箱や仕様が豪華で単純に大きいです。
宝箱みたいでワクワクしますね。
底がマグネットフラップ式のフタになっていて、内箱を下に引き出してカードを取り出します。
マグネットがしっかりしているので下に抜け落ちることはなさそうですが、持つときは念のため底を押さえています。
2冊のガイドブックとオラクルカードが収まります。
ガイドブックよりカードの方が横幅が小さいものの、結構ぎっちり詰まっていてカードが中で動くことはなさそうです。
親切にもこの隙間埋めに入っていた段ボールはダサくて捨てちゃいました…。
実は箱の内側にもきれいな絵柄が見られます。
箱の内側まで「手を抜いていない」ところがすごく好きです。
カードの紙質とサイズ
カードのサイズは、約7×12cm。ゴールデンアールヌーボーとほぼ同じサイズでした。
54枚を合わせた厚みは約2.3cmほど。小さい手でもギリギリシャッフルできます。
カードは表面に加工がないマットな紙質です。
使い始めは静電気でぴったりくっついていました。
タロットマットに広げてシャッフルするのは少しやりにくいかなと感じました。
手でシャクシャク切ったほうが扱いやすい気がします。
ペラペラした印象はありませんが、カードの縁から傷がつきやすいかもしれません。
でもこの色の剥がれ方は、逆にカードの雰囲気が増しそうで個人的には悪くないと思います。
特徴的な2冊のガイドブック 「DAWN」と「DUSK」
The Seed and Sickle Oracle Deckの最大の特徴は2冊の解説書です。
残念ながら日本語訳はなく英語のみです。
1冊は「始まり」や「夜明け」という意味の「DAWN」。
そしてもう1冊は「夕暮れ」や「黄昏」という意味を持つ「DUSK」のガイドブック。
パッケージの説明をざっくりと意訳すると、下記のような感じです。
種まきと収穫のサイクルは、私たちのまわりに日々あらわれます。 何かを生み出すための時間と休息して力を蓄える時間。 The Seed and Sickle Oracleはその両方を映し出すためにデザインされたカードです。
アクションを起こすフェーズと自分を見つめなおすフェーズのどちらに自分がいるのかで好きなガイドブックを参考にしてねという感じのことが書かれています。
DAWNガイドブック
あなたが新しいプロジェクトを始めるとき、誰かと新しい関係を築くとき、自分自身を奮い立たせるときにピッタリ。自分の身体と心を大切にするためのガイダンスを求めているなら、Dawnのブックレットでより目の前が開けるようなリーディングを得られます。
「Dawn」の説明も意訳してみました。
「夜明け」にふさわしく、今まさにスタートラインに立っているという人に向けた解説書なのかなと思いました。
DUSKガイドブック
Duskはあなたが自分の身体と心を大切にする方法を見つけたいときの導きに。もしあなたが新しいプロジェクトを始めようと考えていたり、飛躍するための成長の期間にいるのなら、このブックレットがあなたの目標を達成する助けとなります。
「Dawn」とほとんど同じこと書かれてない?と思いましたが、「夕暮れ」の意味を持つ「Dusk」は夜明けを待つ間、自分自身を見つめなおしたり次のステップへの準備期間のためのガイドブックのようです。
楽しくなったリーディング
まだこのオラクルカードを使ったことは数回ですが、それでもリーディングにポジティブになれて、新しいカードに出会う楽しみが増えました。
解説書が全部英語なので英語の勉強にもなるのかもとも思っています。
最初は自分用に全部翻訳していこうかと考えたけれど、自分の性格的にめんどくさくなりそうでやめました。
何度も引いたらそのうち単語の意味も分かってくるような気がするのでそれでOKです。
気楽に楽しんでいこうと思います。